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一般社団法人 i・スマイル農産物加工

令和2年10月8日OPEN!

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i・スマイルの農産物加工場設立の経緯と思い・願い

今金高等養護学校卒業生を中心として多様な人材が活躍できるまち「ソーシャルタウン今金町」の実現を目指して設立、4年目の経営期間を迎えております。

 これまで、農業・商工業での人手不足の解消のため「農作業・商工業請負業務」「土日祝日の観光案内業務」「郵便局や公共施設の清掃管理業務」など、地域課題をビジネスとして創出して頑張って参りました。

 i・スマイル設立時から、2020年度は秋頃から、今金だんしゃくを始めとする農産物の加工場を設立し、今金農産物の付加価値を高めながら「生産→加工→流通→販売」と『6次産業導入型福祉農園』を展開し、今金高等養護学校卒業生や高齢者のみなさまの活躍できる場・働く場を創出し雇用拡大から地域経済活性化を目指し、この度、多方面のみなさまの助言や支援を賜り完成・稼働への運びとなったところであります。

 なお、農産物加工場整備費用については、i・スマイル自らが事業内容や地域内での考え方を農林水産省に提案し「農山漁村振興交付金(農福連携対策)」の採択を受けることができました。    

同じく事業内容が認められ地域内の関係機関、今金町からの財政支援を受け、自己財源も捻出することで実現いたしました。

働き手・職員である今金高等養護学校卒業生と一緒に精一杯努力して参りますので、地域のみなさまの熱いご支援、ご助言を賜りますようお願い申し上げます。

【農産物加工場の概要】

1事業の目的

 当事業を活用し、安定的かつ一定数の障がい者雇用を可能とする農作物加工場を創出することにより、雇用の拡大のみならず、域内における農作物の高付加価値化にも寄与するとともに、事業の実施により「人口減少対策」と「地域経済の再生」といった2つの地域課題の改善を図りました。

さらには、障がいがあっても高齢になっても活躍して、安心して働き、暮らし続けることができる地域社会(多様な人材が活躍できるまち=「ソーシャルタウン今金町」)の実現を具現化しました。

 

2 事業の内容及び実績

 これまで町内に存在しなかった農作物の付加価値を高める農作物加工場を整備したことから、農産物加工場における一定数の雇用を創出することで、これまで町外に流出していた今金高等養護学校の卒業生の雇用の拡大を図ることが可能となりました。

 また、農作物加工場を基軸とした生産〜加工〜流通〜販売の域内における供給連鎖による新たなサプライチェーンを確立し、障がい者の安定的かつ一定数の通年雇用を図ると共に、加工場で働く障がい者・高齢者への技術指導、職場適応に対する必要な助言、指導等の支援を行うジョブワーカーを育成し配置することと、併せて作業工程マニュアルによる作業の標準化が図られ効率的な業務体系が確立され、障がい者や高齢者の安定した就業体制を整えることができました。

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